鉄道図鑑列車図鑑夜行列車>北斗星


北斗星


現在の北斗星
 北斗星は上野と札幌を結ぶメインの寝台特急で、毎日2往復運転されています。A寝台の個室も充実しており、ロビーカー・食堂車・シャワー室もあって快適に過ごせる列車です。
 JR東日本とJR北海道がそれぞれ担当しており、設備的にも若干の違いがあります。
基本データ
デビュー 1988年
最高速度 110km
使用車両 24系
運行線区 東北本線・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道・
津軽海峡線・江差線・函館本線・室蘭本線・千歳線
運行区間 上野〜札幌
運行本数 上野〜札幌 2往復
停車駅 上野-大宮-宇都宮-郡山-福島-仙台-一ノ関-盛岡-青森-函館-森-八雲-
        長万部
-洞爺-伊達紋別-東室蘭-登別-苫小牧-南千歳-
札幌
             太字駅以外は通過列車あり)

歴 史
 北斗星は青函トンネル開業と同時に新設された列車で、本州と北海道を初めて結んだ寝台列車です。設備やサービスなどに力を入れ、豪華寝台特急としてマスコミに取りあげられ注目されました。運転開始当初は定期2往復、季節1往復での運転でしたが、とても好評で翌年には季節列車1往復が定期に格上げされ、3往復体制での運転になりました。
 ブルトレの大きな転換期になった1994(平成6)年のダイヤ改正では、北斗星も一往復が季節列車に格下げされましたが、その後も毎日のように運転され、相変わらずの人気の高さがあらわれています。1999(平成11)年には同区間にオールA個室の「カシオペア」がデビューし、定期の北斗星は完全に2往復になりました。
 また、2002年の東北新幹線延伸で運賃が改定されています。

年 表
1988年 青函トンネル開業とともにデビュー。定期2往復と季節1往復。
1989年 季節列車を定期に格上げ。3往復体制に。
1994年 1往復を季節列車に格下げ。
1999年 カシオペア登場で、季節列車を臨時に格下げ。完全2往復体制に。
2002年 IGR・青い森鉄道開業で運賃改定。

編 成 表
北斗星1・2号(JR北海道)
10 11
B2 B2 B2 B1 B1
食堂車
A2 SA1・B2 SA1・B1
←上野|札幌→
(青森〜函館間逆編成)

北斗星3・4号(JR東日本)
10 11
ロビーカー
食堂車
A2 SA1・B1 SA1・B2
←上野|札幌→
(青森〜函館間逆編成)

鉄道図鑑列車図鑑夜行列車>北斗星