371系は、1991年に小田急電鉄新宿駅とJR東海沼津駅を結ぶ特急「あさぎり」用の車両としてデビューしました。
2階建て車両を2両組み込んだ7両編成で、なんとこの車両は1編成しか存在しません。もちろんJRの特急車両で一番両数が少ない車両です。検査時には小田急電鉄の車両が代走することになります。
車体は、前面が一体型の3次元局面で構成され、グリーン車の車両は1階から2階にかけて連続一体型ガラスが採用されています。車内は2階建て車両の2階がグリーン車で、1+2列になっていて平屋部分には売店もあります。2階建て車両の一階はスペースの関係で1+2列の配置になっています。
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