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651系


デビュー 1989年
最高速度 130km
編成記号 K(勝田車両センター)
使用列車 スーパーひたち
フレッシュひたち
 651系は、国鉄からJR東日本になって、初めて登場した特急型車両です。それまで特急「ひたち」には国鉄型の485系が使用されていましたが、常磐自動車道が開通し、高速バスとの競争が激しくなってきたため、スピードアップと車内設備の充実を目的に製造されました。
 この車両は、それまでの485系9連では実現できなかった需要に応じた編成を7両の基本編成と4両の付属編成に分けることによって実現し、在来線特急車両としては初めて、130kmでの運転にも対応しました。車内はグリーン車が1+2列で1160mmのシートを配置、普通車は2+2列で970mmのシートを配置しました。一方、外観は白を基調とし、「タキシードボディ」という愛称がつきました。
 1989(平成元)年3月のダイヤ改正にあわせ基本編成5本、付属編成3本の合計47両が勝田電車区(現 勝田車両センター)に配置され、「スーパーひたち」としてデビューしました。その後、2度に渡って増備され、現在は基本編成・付属編成共に9本が勝田車両センターに配置されています。
 2002(平成14)年からは「フレッシュひたち」にも使用されるようになりました。
ギャラリー
(左上)グリーン車の車内 グリーン車の座席(右上)
(左下)普通車の車内 普通車の座席(右下)
方向幕

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