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283系


デビュー 1996年
最高速度 130km
使用列車 オーシャンアロー

 283系は京都・新大阪〜新宮を結んでいた「くろしお」「スーパーくろしお」のイメージアップを図るために1996年に同じ区間の特急「スーパーくろしおオーシャンアロー」としてデビューしました。後に列車名は「オーシャンアロー」に縮められています。この283系は到達時間の短縮と車内設備のグレードアップが主な目的でした。
 到達時間を短縮させるために制御つき振り子機能を採用し、空調設備等の機器は全て床下に設置し重心を低くすることで曲線の通過速度の向上と乗り心地の向上を目指しました。車内もそれまでの車両と比べ大きくグレードアップしています。また窓が大きく、景色も堪能できます。編成は大きく分けて3種類あり、それぞれA編成(6両).B編成(3両).C編成(3両)となっています。
 A編成の新宮側とC編成の京都側はパノラマグリーン車になっていて、これらの先頭はイルカをイメージして設計しました。(けしてサメではありません。)その他の先頭車は貫通型の普通車になっています。
 これらを組み合わせることによって6両または9両での運転を行っています。


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