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300系

「のぞみ」誕生に向けて登場した新幹線スピードアップ時代の先駆けとなった車両


5月3日東京駅。 デビュー 1992年
最高時速 270km
編成構成 10M6T
編成記号 J(JR東  海)
F(JR西日本)
使用列車 ひかり・こだま
走行路線 東海道新幹線
山陽新幹線
過去の使用列車 のぞみ

 300系は、東海道新幹線の大幅なスピードアップと、車内の改良を目指して設計されました。
 その最高時速は、270kmとなり、東京〜新大阪間を2時間半で結ぶようになりました。
性能的には、100系でも270kmは出せますが、騒音問題で抑えられてきましたが、300系は、車体をアルミ合金にし軽量化、車高を100系より40cm低くし、パンタグラフには大型のカバーを設置しました

 この300系登場と共に、東海道新幹線では「ひかり」「こだま」の各列車に加え、1992年3月から新しい愛称「のぞみ」が登場しました。
 登場当初は、「東京・新横浜・新大阪」のみの停車で、早朝・深夜の1往復でしたが、
翌年3月からは毎時一本、停車駅を、「東京・新横浜・名古屋・京都・新大阪・新神戸・岡山・広島・小倉・博多」に拡大。
また、「のぞみ」はのぞみ料金を設定し、「ひかり」「こだま」との差別化を計りました。

また、登場当初は「のぞみ」が運用の大半を占めていましたが、500系や700系の登場と共に、運用が「ひかり」「こだま」中心になり、「のぞみ」には臨時列車のみ運用に就いています。

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