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サンライズ瀬戸

瀬戸も新時代!?新しい寝台列車の形になる?


現在のサンライズ瀬戸
 サンライズ瀬戸は東京〜高松間を結ぶ寝台特急です。繁忙期には松山駅まで運転されることもあります。
 車両は285系を使用し、シングルデラックスからノビノビ座席まで5種類もの料金設定があり、懐具合に合わせて選ぶことができます。
 また、シャワー室やミニロビーもあり、シャワー室は310円で使用することができます。(A個室利用者は無料)
基本データ
デビュー 1998年
最高速度 130km
使用車両 285系
運行線区 東海道本線・山陽本線・瀬戸大橋線・予讃線
運行区間 東京〜高松
運行本数 東京〜高松 1往復
停車駅 東京-横浜-熱海-沼津-富士-静岡-浜松-大阪-三ノ宮-姫路-岡山-児島-坂出-高松
        (下りは大阪・三ノ宮通過。上りは浜松通過)

歴 史
 「瀬戸」はその名のとおり、運行開始から東京と四国を連絡する列車です。1950(昭和25)年には高松桟橋〜宇和島間の準急列車として使用され(1968年に改称)、本州側も翌年から東京〜宇野間の急行列車(東京〜岡山間は「安芸」と併結)に使用されました。単独運転運転が開始されると漢字表記になり、その後2往復体制にもなりました。
 1972(昭和47)年に寝台特急になり、宇野駅では朝起きた乗客が宇高連絡船に乗車して四国へ渡るという形になりました。使用車両は20系客車で後に24系25形車両に変更されています。
 その後、1988(昭和63)年に本州と四国を結ぶ瀬戸大橋が開通すると瀬戸は四国へと乗り入れるようになり、ほぼ今の運行形態になりました。1998年には285系が投入され、寝台電車化され、「サンライズ瀬戸」と名乗るようになりました。なお、岡山までは出雲市行きの「サンライズ出雲」と併結運転をしています。

年 表
1950年 高松桟橋〜宇和島間の準急列車に「せと」と命名。
1951年 東京〜宇野間の急行列車にも「せと」と名がつく。東京〜岡山間は広島行きの「安芸」と併結。
1956年 単独運転になり漢字で「瀬戸」と表記することになる。
1968年 「さぬき」が瀬戸に統合され2往復体制になる。四国側の「せと」は「うわじま」に改称。
1972年 20系客車使用の寝台特急になり、1往復になる。
1976年 使用車両が24系25形客車になる。
1988年 瀬戸大橋が開通し、高松駅まで乗り入れる。
1998年 285系が開発され、「サンライズ瀬戸」に生まれ変わり、現在の体制になる。
1999年 夏に松山駅まで延長運転されるようになる。

編 成 表
B1 B1 B1 A1 B1・指 B1 B1
B1 B1 B2 B1 B1
←高松|東京→
(東京-岡山間は「サンライズ出雲」と併結運転)
(上りは8〜14号車。 下り1号車=上り8号車)
 1・2・5・6・7号車のB1シングル(7300円)
 号車には車椅子対応のサンライズツインがあります。
 号車のB1ソロ(6300円) 11号車のB2サンライズツイン(14700円)
 号車にはミニロビーシャワー室(有料310円)があります。
 4号車の半分の個室禁煙です。
 号車のノビノビ座席(カーペットカー)で、指定席料金で利用できます。

設  備
(左上)シングルデラックスの廊下 (左中)シングル(平屋)室内 (左下)のびのび座席の通路
(右上)シングルの通路 (右中)シングルツインを外から眺める (右下)洗面台

ダ イ ヤ
下り 上り
東京 22:00 7:08
岡山 6:31 22:32
高松 7:26 21:26

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