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こまち


現在のこまち
 「こまち」は、主に東京と秋田を結ぶ列車です。東京〜秋田間を最速3時間49分で結んでいます。また多くの列車で、東京〜盛岡間は八戸方面の「はやて」と併結運転を行っています。
 車両は全てE3系で、6両全てが指定席になっています。また、東北新幹線内の利用も多く、混雑時には「はやて」と同様に指定の取りにくい列車です。
基本データ
デビュー 1997年
最高速度 275km
使用車両 E3系
運行線区 東北新幹線・田沢湖線・奥羽本線
運行区間 東京・仙台〜秋田
運行本数 東京〜秋田 15往復
仙台〜秋田 1往復
停車駅     東京-上野-大宮-仙台-盛岡
            -雫石-田沢湖-角館-大曲-秋田
      (太字の駅以外は通過列車あり)
      (一部列車は仙台〜盛岡間の駅にも停車)

歴 史

 「こまち」は山形新幹線に次いで2番目のミニ新幹線として開業した秋田新幹線の列車の愛称です。この愛称は 1997年の秋田新幹線開業に合わせて公募で決定されました。由来はもちろん秋田出身の世界三大美人の一人でもある「小野小町」です。
 車両は新しく作られたE3系を使用し、東京〜秋田間を最短3時間49分で結びました。当初から、東京〜盛岡間は「やまびこ」と併結されていました。また、一部列車は仙台駅で切り離されていました。(1997年12月に消滅)
 2002年の東北新幹線八戸延伸からは定期列車はすべて、「はやて」号との併結に変わり、それとともに、全車両が指定席になっています。
 またこの列車は、新幹線としては日本で唯一、大曲駅でスイッチバックを実施している列車でもあります。


年 表
1997年 東京〜秋田間で運転開始。
1998年 一両増結し、6両で運転。
1999年 仙台での解結がなくなり、東京〜盛岡間は全列車「やまびこ」号と併結。
2002年 定期列車は全て「はやて」と併結して運転。全車指定席に変更。

編 成 表
11 12 13 14 15 16
←東京|秋田→
(大曲〜秋田間逆編成)

ダ イ ヤ
下り(秋田方面) 上り(東京方面)

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