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つばさ

今も昔も奥羽本線を走り続ける列車


現在のつばさ
 「つばさ」は、東京と山形を結ぶ新在直通の列車です。多くの列車が東京〜福島間は仙台方面の「MAXやまびこ」と併結運転を行っています。
 車両は400系及びE3系で、7両で、グリーン車1両、指定席4両、自由席が2両です。JR東日本の新幹線で唯一県庁所在地が終点でない列車なので、新庄行きは「山形・新庄行き」と案内されています。
 また、JR東日本の新幹線の中では最も混雑する列車といわれています。
基本データ
デビュー 1992年
最高速度 240km
使用車両 400系E3系
運行線区 東北新幹線・奥羽本線
運行区間 東京〜山形・新庄
運行本数 東京→山形 7本
山形→東京 6本
東京→新庄 8本
新庄→東京 9本
山形→新庄 1本
停車駅 東京-上野-大宮-小山-宇都宮-郡山-福島-米沢-高畠-赤湯-
かみのやま温泉-山形-天童-さくらんぼ東根-村山-大石田-新庄

      (太字の駅以外は通過列車あり)

歴 史
 「つばさ」という愛称は上野-秋田間(東北・奥羽本線経由)の気動車特急につけられたのが最初です。1961年に登場した気動車特急「つばさ」は一時東京駅へ乗り入れるなど、奥羽本線のエースとして活躍しました。
 その後1975年に電車特急化された後も上野-秋田間で運転していましたが、1982年に東北新幹線が開通すると1往復を残して全てが福島駅発着となってしまいました。ちなみに、残った1往復は山形新幹線開通まで残りました。
 1991年、山形新幹線の工事により仙台発仙山線経由になり、翌年に山形新幹線「つばさ」として再デビューしました。その後、1999年からは山形新幹線延伸で新庄駅まで足を伸ばすようになっています。

年 表
1961年 上野〜秋田間の気動車特急としてデビュー。
1963年 盛岡発着の編成を併結。
1965年 盛岡発着の編成を「やまびこ」として分離。
1968年 一部列車が東京駅へ乗り入れる。
1973年 東北・上越新幹線工事のため、東京駅への乗り入れをやめる。
1975年 電車になる。
1982年 東北新幹線開業により、大部分が福島駅発着になる。
1991年 山形新幹線工事により仙台発仙山線経由になる。
1992年 山形新幹線「つばさ」としてデビュー。
1999年 山形新幹線延伸で新庄までの運行開始。

編 成 表
11 12 13 14 15 16 17
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ギャラリー
「山形・新庄」行きの方向幕 400系のロゴ

ダ イ ヤ
下り(山形・新庄方面) 上り(東京方面)

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