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かもめ


現在のかもめ
 「かもめ」は、主に博多〜長崎を結んでいる特急列車です。毎時1〜2本が運転され、一日では24往復の列車が運転されています。 一部の列車は、博多〜肥前山口間で「みどり」「ハウステンボス」と併結されています。
 車両は885系と783系で基本的に単独列車は前者、併結列車は後者で運用されています。(48号は例外で単独列車で783系を使用。)
基本データ
デビュー 1976年
最高速度 130km
使用車両 885系783系
運行線区 鹿児島本線・長崎本線
運行区間 博多・諫早〜佐賀・長崎
最速到達時間 1時間45分(下り)
運行本数 下り
上り
停車駅  博多-二日市-鳥栖-佐賀-肥前山口-
                 肥前鹿島-諫早-浦上-長崎
       (二日市駅は通過列車あり)

歴 史
 この名称が最初に使われたのは、1937年に「つばめ」の姉妹列車として東京〜神戸間の列車です。1943年には戦争の影響で廃止されましたが、戦後3番目の特急として1953年に京都〜博多間で運転を再開し、1961年には長崎・宮崎まで運転されるようになりました。
 その後、山陽新幹線博多駅開業時に他の昼行特急と同時に廃止されましたが、翌年の長崎線の電化が完了すると小倉〜長崎間に登場した電車特急として復活し現在に至ります。

年 表
1937年 東京〜神戸間で運転開始
1943年 戦争の影響により廃止。
1953年 京都〜博多間の特急として運転再開。
1961年 キハ80系投入。運転区間が京都〜長崎・宮崎間になる。
1975年 山陽新幹線博多駅開業とともに廃止。
1976年 小倉・博多〜長崎間の電車特急として運転再開。車両は485系。
1990年 783系を投入。愛称は「ハイパーかもめ」
2000年 885系を投入。博多〜長崎間が最速1時間48分になる。

編 成 表
885系(白いかもめ)
←長崎|博多→
783系(みどり・ハウステンボス併結列車と48号) 
←長崎|博多→

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