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のぞみ

東海道山陽新幹線のエース。


現在ののぞみ
「のぞみ」は東海道新幹線の速達タイプの列車で、一日に100本以上が運転されています。
 車両は700系500系が主に使用され、臨時列車には300系が使用されることもあります。グリーン車3両、指定席10両、自由席3両で構成され、グリーン車ではおしぼりのサービスがあります。
 のぞみの指定席は「ひかり」や「こだま」を利用するときの料金より高く設定されており、差別化を図っています。
基本データ
デビュー 1992年
最高速度 300km(500系
285km(700系
使用車両 700系500系
運行線区 東海道・山陽新幹線
運行区間 東京〜新大阪・岡山・広島・博多
運行本数 下り 59本
上り 56本
停車駅 東京-品川-新横浜-名古屋-京都-新大阪
     -新神戸-姫路-岡山-福山-広島-徳山-新山口-小倉-博多
      (太字の駅以外は通過列車あり)

歴 史
 「のぞみ」は航空機に対抗するためにJR東海が1994(平成4)年に登場させた列車です。愛称は公募で決定されました。登場当初は朝夕の2本だけで、朝の新大阪行きは通称名古屋飛ばしといわれ、東京・新横浜を出ると新大阪まで止まらないという思い切ったダイヤでした。16両全てが指定席とされ、料金ものぞみ用の料金でひかり・こだまとの差別化を図りました。
 その後、順調に運転本数を増やした「のぞみ」は、2003年10月のダイヤ改正で「ひかり」に代わって東海道・山陽新幹線の中心となる列車になりました。最大で一時間に7本の運転になり、山陽新幹線内で、姫路・福山・徳山・新山口の駅に一部列車が停車するようになりました。さらにこの改正でそれまでなかった自由席を3両設置し、自由席を利用した場合の料金は「ひかり」「こだま」と同額になりました。
 2005年3月のダイヤ改正では、愛知万博の輸送対策で1時間の最大本数が8本になりました。

年 表
1992年 東海道新幹線の新しい速達列車として登場。一日2本新大阪までの運転。
1993年 山陽新幹線乗り入れ開始。1時間に1本の運転。
1997年 500系投入開始。山陽新幹線の一部区間で300km運転。
1999年 700系投入開始。
2003年 10月の改正で大幅に増発。「ひかり」に代わる列車になる。

編 成 表
10 11 12 13 14 15 16
←博多・新大阪|東京→

ダ イ ヤ
下り(新大阪・博多方面) 上り(東京方面)

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