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有 明


現在の有明
 有明は、小倉・博多駅から熊本駅を結ぶL特急です。車両は787系が使用されていますが、編成は4両(有明編成)・6両(旧つばめ色)・7両(リレーつばめ)編成とまちまちです。
 以前は西鹿児島駅(現 鹿児島中央駅)まで乗り入れていましたが、特急「つばめ」が登場したために熊本以南への運行はなくなりました。
基本データ
デビュー 1967年
最高速度 130km
使用車両 787系
運行線区 鹿児島本線・豊肥本線
運行区間 小倉・博多〜熊本・武蔵塚・肥後大津
運行本数 下り 16本
上り 15本
停車駅 小倉-戸畑-黒崎-折尾-赤間-
  博多-二日市-鳥栖-久留米-羽犬塚-瀬高-大牟田
       荒尾-長洲-玉名-上熊本-熊本
         -新水前寺-水前寺-武蔵塚-肥後大津
        (太字駅以外は通過列車あり)

歴 史
 「有明」の列車名が最初に使用されたのは九州を走る準急列車でした。その後、急行・特急と成長し続け、JR民営化後にはJR九州の看板列車にもなりました。
 この列車は、JRグループでは初めて「スーパー」の愛称が使われた列車でもあります。
 九州新幹線開業以前は、1時間に2本で運転されていましたが、開業後はリレーつばめの運転本数が増えたために、1時間に1本の運行となっています。

年 表
1950年 門司港駅〜熊本駅間の準急列車として運転開始。
1965年 運転区間を岡山駅〜熊本駅間に変更。
1967年 門司港駅〜西鹿児島駅間の特急としてデビュー。
1972年 山陽新幹線博多駅開業で、10往復に増える。エル特急になる。
車両は485系と583系
1988年 783系「ハイパーサルーン」投入。最速列車は「スーパー有明」となる
水前寺駅乗り入れ開始。
1990年 783系使用列車が「ハイパー有明」となる。
1992年 「つばめ」登場で運転区間が博多駅〜熊本駅間となる。
1999年 運転区間を豊肥本線肥後大津駅まで延長。

編 成 表

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